花弁の形のアンティークサフィレットを小枝のデザインの銀製リングにセットしました。

サフィレットはヴィクトリア時代のブローチパーツから取り出したミラーバックのヴォクソール(イギリス発祥のフォイルバックの色ガラス)で、フラワーパーツの花弁型、モールド成形のルース。
表がローズカット様のファセットカットで、裏はフラットになっています。
色調はやや淡く、その分透明感が際立ち、光を受けた時に淡いブルーがブラウンの中にきらめきます。
オーバルやラウンドのローズカットのサフィレットにもよくある、白地の上に置くと色が抜けるタイプです。
だいぶ剥落してしまっていますが、このタイプは箔があった方が色がよく出ます。
オリジナルはフォイルがあって台座が金色なのですが、現況シルバーのフォイルがほぼないので、銀色の台座に載せています。
周囲の色がガラスの反射する色に影響を及ぼすため、シルバーの台座の方がガラスはオリジナルと同じ見え方に近くなります。
同じ形のルースを使った当時物で、花びらではなく葉っぱに見立てて小枝のブローチになっている品もあります。
こちらも台座は小枝で、ガラスの形は大麻草のような雰囲気もありますね。
大麻草も人気のデザインです。
同じ台座で花型のリングも出品しておりますのでそちらもご覧下さい(そちらとの価格差は加工料です。この出品に限らず基本的に発注になりますので、無料でサイズ変更等は出来ません)。
元々全体的にアシンメトリーデザインで台座とリングも平行ではなくリングもところどころ曲がっていますので、一つずつ留め方や形を変えたものをそれぞれ別出品でリングサイズもアメリカサイズの６と７を用いてご用意しています。
すべて同一パーツのルースですが、サフィレットのカラーや状態も微妙にそれぞれ異なり、こちらはブルーがバイオレット系で、画像のミント寄りとは若干異なります。
一番よくブルーが出ています。
ガラスにある線状の傷は実際には薄く、よく見ないと分かりません。
縁周りに小さな欠けや細かい傷はありますが、ひどく目立つダメージはありません。

◆サイズ

∇サフィレット
① 9.29 mm × 10.26 mm

∇リング(アメリカサイズ)
① ６号


何かありましたらご質問下さい。